事件は 6月頃にさかのぼる。
エロゲ課委員(以後 エ):「た、大変です。 劇場版のpia3が 本部の近くのマイカル板橋で開催されます」
萌える調査委員(以後 萌):「な、なんですと〜 こんな近場でイベントがあるなんて後50年はないぞ
                  即 迎撃体制を整えろ。 委員会の全勢力を傾けろ!!」
エ:「了解しました!!。」

調査を続けていく内に 都心では本部に近いワーナーマイカル板橋だけの上映と言う事が判った
これは 大イベントになるであろう 萌える調査委員はそう思った

あれから4ヶ月 遂にこの日がやってきた。


板橋にお宅イベントがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
〜A Hard Day's Night〜


2002年10月19日朝 萌える調査委員はマイカル板橋前に降り立った。
本当はもうちょっと早く来ようかと思ったのだが リポートをあげているうちに夜遅くになってしまい
結果 予定よりも2時間遅れての上陸となってしまった。

時間は午前7時45分 徹夜組が並んでいた入り口前に行くと
想像を絶する大行列が萌える調査委員を襲う!

驚異の行列

いつもは家族連れなどで にぎわっていたとしていたマイカル板橋。
今日はそこが秋葉原と変わらない異空間になってました。
付近を清掃しているおじさんも「こんなに行列が出来たのはマイカル板橋が
出来て以来の大行列だ」とおしゃっていたので よく判ります。

というわけで 列について お隣の方とお話モードです。 本日お世話になった方は
杉並からお越しの方でした。 本当は映画だけ見に来られた方らしいですが
これが舞台挨拶の整理券目当てとは 思っても見なかったでしょう。

萌える調査委員は 話のネタにと 目視で人数を数えてみた。 すると・・・・
:「どっひゃ〜 約150〜160人はいるよ〜」

もはや 毎週金曜日のメッセのエロゲ列に匹敵する状態です。

そんな事態をワーナーマイカル側が認知したらしく 9:30からの整理券配布を
1時間早めて配り出しました。 しかし 我々は絶望の告知を受ける事となる。

係員:「今日行われる 舞台挨拶の回の整理券は 各回40席ほどで 僅かとなっております」 
萌:「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!」

目測で調べた状況を照らし合わせてみても 答えは「絶望」の2文字。
予想通り 我々の前にたどり着くことなく 整理券配布は終了しました。 その間僅か10分でした。
そんな中 ずいぶん前にイベントで知り合った方に逢う事が出来ました。
その人は終電で来たが「東武練馬」を間違えて「西武練馬」に行き タクシーでやってきたという
笑ってしまうエピソードでやってきたそうです。 彼らは運良くゲット出来たそうです。 特別に
見せて貰いました。

少年Aと少年B  これが整理券
    無事整理券をゲットした少年Aとその一味                    彼らがゲットした獲物


配布が終わっても列は存続を続けています。
今度は記念すべき第一回(1040)のチケット争奪戦がはじまります。

午前9時10分 予定より20分も繰り上げての開店。 列が建物の中に吸い込まれていきます。
動き出す手前 萌える調査委員は以後の列も目視で数えた。

後方の列 相変わらず絶句。

その結果 後方は約120人ほどが並んでいる事が判明した。
計算すると その時点で約300人が並んだ事になる。

萌:こんな大量に押し掛ける イベントを板橋区内で開催するなんて 何か間違ってます。

エ:それ 板橋区に対して失礼です

そんな事はどうでもいい。 我々も階段を上って5Fまで上がった。
そこには想像を絶する展開が


お断り

エ:「これは何ですか?」
萌:「そこに書いてある通りだ。 流石に無断で撮影して後でマイカル側からクレームが来たら
   当委員会の汚点になるからね。 本当はプレスパスでも申請しておけば良かったと
   とても後悔してます。」

と言うわけで ここから先は以上の理由から文章のみとなります ご了承を。

5Fに上がると 広々としたロビーに 大量の人・人・人が並んでいます。
ここで列がもう一つあった事が判りました。 我々が陣取っていた位置と逆の方向に列が出来ていたのです
これが この列と同等の人だと 合計で約600人も並んでいる事になります。
また 開店前の売店には限定グッツ・パンフレットが準備され もうチケットを買った方々が
いまやおそしと 列を作って 待っております。 ここはもう戦場と化していました。

我々は初回を狙って並びます。 そこに先ほどの少年Aが
「12:50分の回が売り切れたから余っているけど」

神様 キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

ありがたく 頂戴いたしました。 ありがとう。
杉並から来た彼は 第一回のチケットを取りグッツ売り場に行きましたが
あまりの大量の人に 行くのをやめて劇場に行ってしまいました。
売店では パンフレット列・グッツ列が形成され グッツ列は最長で4Fまで延びてました。

そんなおり いかにも普通の方が私に声をかけてきました。
一般人:「あの〜 ハリーポッターの前売りはどっちに並ぶのでしょうか?」

スタッフに間違えられました(;´д`) 

列の前にいたら「このチケットを持っているのですが 何処の列に並べばいいですか」と
聞いてきたので 薄々気付いてましたが やはり 精巧に作った委員証が原因かと思います。


何処に行っても並ばないと買えない状況のロビー内で 唯一並ばずに買えるところがありました。

ポップコーン・飲み物売り場です

ここはいつでも列が出来ない閑古鳥状態で なんだったら「Piaキャロセット」とか言って
(Piaキャロ柄のポップコーン入れ&飲み物用紙コップ)売り出せばここも行列が出来たのに
と思ってしまいました。

1回目のチケットは10:25には完売し 10:45分 いよいよ上映が始まりました。
上映が始まると ロビーは多少ですが穏やかになります。(1回目を見ない人は 休んでいるか
グッツを買っているかのどちらかですから)  少年A達が休んでいる所に行くと その隣で
信じられない光景を目撃する!!!!

萌:「7人ぐらいの集団が円陣をきって地べたに座って ワンダースワンで遊んでいて その中で「みずいろ」をスピーカーで垂れ流ししている〜(;´д`)(;´д`)(;´д`)」

ここは公共の場所です コミケ会場やエロゲイベント会場ではありません。
そういいたかったのですが 注意するにも痛すぎるので
放置していたら警備員見つかりに解散命令が出ました。

一回目の上映が終了し 杉並からやってきた彼が帰ってきました。
彼はその後グッツ列に並び グッツを買ってきました。
その後談笑をしていたら なんと 監督のムトウユージさんが目の前でファンの
プログラムにサインを書いていました。 その後関係者と この列についてお話されていたので
飛び入りで朝の列の状況と 最前列が並んだ時間等を教えてあげました。
監督&関係者(もちろんそんなに朝早くからは来ていません)は驚いていました。
その後 監督&関係者の方は2回目の舞台挨拶の準備でどこかに行かれてしまいました。

:サインぐらいゲットしてくれば良かったのに
:グサッ 私もしたかったですよ。 でもね これが引き金で大変な事になっちゃったら
   もっと大変な事態になるから 止めたんだ。 杉並の方もそうおっしゃっていたから ね、ね、(訴えかける目)

その後 一旦本部に戻り 各機材の充電・MHNの更新をして 14:00再びマイカルに乗り込みました。
すると 入場時と同じぐらいの人がひしめき合っています。 入り口前には「関係者・報道関係受付」と書かれた
カウンターが。 突撃しようかと思いましたが 委員会のスケールを考えると
怖じ気付いてしまい 申し込めませんでした。

エ:この意気地無し!

我々は最後列の位置に座りました。 ここからだと大きなスクリーンがよく見えます。
舞台挨拶はちょっと見づらいですが 見れないよりかはよっぽどマシです。

14:35 遂に14:50の回が開場し 続々と9番スクリーンに入っていきます。
入り口には「マスコミ関係者以外の写真撮影・録音・ビデオ撮影はお断りさせて頂きます」の
御触書がされてました。 また 中には関係者が配置されており 無断撮影は無理と判断しました

エ:最後までしようと思ってたのか!!!!

14:50 遂に舞台挨拶が始まります。 最初に司会役のテレ東のアナウンサーが出てきて
監督・かかずゆみさん・望月久代さん・倖月美和さん・新谷良子さん・
主題歌&EDテーマを歌ったReicaさんが登場。
最前列のコールが 声優・アニメファンの底力を見せつけました。

最初 監督の挨拶で「舞台挨拶の整理券の為に昨日の夕方から並んでらした方が・・・・」

当委員会の情報 キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

ムトウユージ監督 使って頂きありがとうございました。 一つ貢献できて幸せです。

エ:で サインは?
萌:ひつこいです。 あきらめなさい

また 挨拶では「1回目.2回目をみた方は」と質問をしたところ

約50%が挙手をする状況でびっくり

また さやか役のかかずさんは「カレンダーがプログラムに入っているので是非とも2冊購入して欲しい」
とお宅ならば保存用と使用用に分ける方式を推奨してたり
また オリジナルの劇場内アナウンスは毎週水曜日に流れる事が話題に上がってました。

舞台挨拶後 15:15に本編が始まりました。
内容はそれなりにまとめてあるのではないかと思います。
最後の方でよく判ります。 少年A達は観賞後脱力してましたが。

少年A一団と別れ 最後に閑散とした売り場に乗り込みました。
そこには 萌え萌えヘットラインニュースにでてきた売店のおねえさんが

開店からレジ打ちをしていて 16時になっても 未だいらっしゃる
驚異の労働を強いられていました。

その女性定員に聞くと「過去一番多くお客さんの相手をしました」(萌え=中略=店員談)
と言っていたので やはり凄いんだなぁ と思ってしまいました。
ポスター・プログラム・クリアファイルを購入し 「お疲れさまでした」と言って 萌える調査委員は
マイカル板橋を後にしました。

結論
2002年10月19日 板橋区東武練馬は熱く萌えていた!!!!
以上

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